『コンハウスでは、ご提案と打ち合わせに徹底します。』
このご提案と打ち合わせを最重要課題としています。
その理由は、この2つで家の良し悪しが決まってしまうからです。
これを理解するには、今の建築業界の内情を知ってもらう必要があります。
内容は以下の通りです。
今現在、ほとんどの建築会社が営業の為、自社の建物を「商品化」していってます。
なぜ「商品化」するのか?
お客様にとって商品はわかりやすいからです。
《商品例》
・坪28,5万円の家
・大手ハウスメーカー
・外断熱の家
・ローコスト住宅
・自然素材の家
・子どもがかしこく育つ家
・新築○っくりさん
・分譲住宅 等
では商品化する事によって建築会社はメリットがあるのでしょうか?
《建築会社のメリット》
・完成した商品なので打合せが少なく済む。
・大量生産ができる。
・同じものを売るので利益が見込みやすい。
・建築会社にとって都合のいい家をつくる事ができる。
・その部分に特化して営業ができる。
建築会社が莫大なお金と時間を費やして得られるメリットです。
そんな声も聞きますが、確かに悪くはないと思います。
大手メーカーのブランド、外断熱のこだわり、ふんだんに自然素材を活かした家。
非常に分かりやすくて良いと思います。
しかし、外断熱にしろ、自然素材にしろ、 家全体の予算の中で、そこに特化してお金を掛けても良いのでしょうか?
家全体のバランスはどうでしょうか?
ローコストに特化して素朴すぎるキッチンやお風呂を毎日使用するのはどうでしょうか?
家づくりは職人による手作業で、出来上ります。
それを商品として簡易にしてしまって良いのでしょうか?
今現在、当社コンハウスでは商品化の予定はありません。 それだけのお金と時間を商品開発に掛けるのではなく、
お客様の家、一件一件に掛けたいからです。
その結果の集大成が「最初のご提案とその後の打合せ」が最重要
だとコンハウスでは結論が出ました。
そのお答えはコンハウスではまず、ご提案前のヒアリングに掛ける時間と内容を重視します。
内容は「ご予算は?」「2階建てですか?3階建てですか?」「基礎にこだわりますか?」「どのキッチンが好みですか?」 「どの外壁が好みですか?」等の安易なものではありません。
当社のヒアリングは
「ご家族それぞれの起床時間、就寝時間は何時ですか?」
「普段家でのお食事はテーブル、ソファー、座卓、どこで済ましますか?」
「車のカギはどこに置きますか?」
「ご家族の方でアトピー、アレルギーの他の病気の方はおられますか?」
「奥様、腰痛はありますか?」
「今使っている照明で目が疲れたりしますか?」など 生活に密接した内容を細かくヒアリングしていきます。
質問内容はお客様により変わり、中には200を超える質問をさせて頂く方もおられます。
どうしてそこまでのヒアリングが必要か申しますと限られた予算、限られた家の大きさの中で大事な家を無駄に造りたくはないからです。
ゆったりだけしても家の機能が活かされていないともったいないだけです。
こと細かくヒアリングさせて頂いた後は、2通りのご提案をさせて頂きます。
なぜ2通りか? 今まで様々なお客様との経験で2通りのご提案がベストだからです。
実際にご提案させて頂ければ、その意味が分かって頂けます。
そして、その後ヒアリングは打合せの中でも続きます。
ご提案の際、ヒアリングしきれなかった事柄を打合せで補足していきます。
そこではじめて本当の家づくりが出来ます。
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